笑顔と気持ちを大切にしながら、
いつも楽しく過ごす

小さなことでも今までできていなかったことができるようになり、その子どもの嬉しそうな笑顔を見られた時や、子どもの成長を感じた時はとてもやりがいを感じます。言語聴覚士としては、言語障害・聴覚障害・摂食/嚥下障害・構音障害などの「話す・聞く・飲み込む」ことに障がいを抱える方ときちんと向き合い、気持ちをできる限り理解しようとすることを忘れないようにしています。こども自身がその障がいに対し、不安に思っていることが多く積極的に訓練に取り組むことが難しい場合がありますが、前向きに笑顔で寄り添おうとする気持ちを持ち続ければ、いずれ信頼関係やこどもの成長に繋がると考えています。

こどもたちの可能性を最大限に
引き出すサポート

発達障害領域の子どもに対し運動面や感覚面での課題を評価・介入し、生活能力向上に必要な訓練・発達のサポートをしていく大切な役割が作業療法士にはあります。一人ひとり、障害の程度や内容、発達段階には違いがありますが、施設内のイベントや遊びを通して子どもたちができる活動を支援し増やしていきます。その際にこどもの目線に立ち「どうしたら子どもたちがイベント遊びに興味を持ち、能力を引き出せるか」という観点で、日々試行錯誤しています。

こどもたちと積極的に向き合い、
将来を見据えサポートする

学習や言語の訓練よりも身体機能に着目した仕事が多く、こどもたちの身体面に着目して、児童の身体能力を正しく評価することから始めます。同じ年齢の児童と比べて筋力はどうなのか、走る、歩くなど日常の動作を見てバランスの低下は見られないかなどを含め総合的に評価し、評価の結果必要に応じてサポートを行います。評価の際、現状で問題がなくても、将来的にその児童が身体機能を伸ばしていかなければ生活が困難になるだろうと評価した際も訓練・サポートを行う必要が出てきます。

日々の成長だけでなく
一人ひとりの心に寄り添う

こどもたちへの心理療法、心理検査の実施、心理教育等々「こどもたちの心のケア」に関連した業務を行っています。毎日の生活があってこその心理療法で、こどもたちが日々安定した生活をおくることが重要だと考えています。そのため、同じ目線に立ち思いやりを持ってコミュニケーションを取ることをとても大切にしています。また、他の職種の方へ子どもたちの日頃の様子について尋ねたりしつつ情報共有を図り、職員同士の連携も深めています。施設での安定した生活の中で、こどもたちが成長に寄り添いサポートしていきます。