児童指導員 6年目
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- 前職は何をされていましたか?
- 前職では幼児体育専門員として幼稚園や保育園へ足を運び、正課の時間での体育指導や、放課後に年少~小学生を対象とした体操クラブで跳び箱や鉄棒、マットなどの運動指導を行っていました。運動を通して身体を動かすことの楽しさや、できなかったことができるようになる喜び、やればできるんだという自信など、とにかくたくさんのお子さんと触れ合いながら、成長をサポートさせていただいておりました。
- サシノベルテを選んだ理由はなんですか?
- 「子どもに携わる仕事がしたい」という気持ちは変わらず転職活動をしていたところ、当時まだサシノベルテができたばかりで、第一店舗目の「こどもサークル桜川」の新設ということで体育指導員を募集する広告を目にしたのがきっかけです。その時は、児童発達支援・放課後等デイサービスという言葉にあまり馴染みがありませんでしたが、社長や当時の管理者との面接を経て「療育をやってみたい」という気持ちが一層強くなり、入社を決めました。
- サシノベルテで働いてみてどうですか?
- 大学である程度発達障害については学んでいましたが、実際に働いてみると、最初はお子さんの特性やこだわり、関わり方など学ぶことが多く、苦労の絶えない日々でしたが、前職では自分ひとりで現場に立っていたこともあり、なかなか相談できる相手がいない中で、事業所内のスタッフと相談しながらプログラムを決めたり、同じ悩みを共有できたりすることが新鮮でとても楽しく働くことができました。
- 仕事のやりがいを感じたエピソードはありますか?
- 支援に携わったお子さまの成長を間近で感じられることです。発達に悩みを抱えるお子さんが療育を通して、様々な経験を積み重ね日々できることが増えていくことで、日常生活への困難さが少しずつ減っていき、お子さんご本人はもちろん、保護者さんも明るい表情になっていってもらえることがやりがいにつながっています。
- 仕事の大変さや苦労、失敗してしまったことなどはありますか?
- 当たり前のことですが、同じ障害や診断名と言えどもお子さん一人ひとり性格も特性も好きなものも違います。年齢や学年が上がるにつれて行動もさまざまに変化していきます。しかし、それがお子さんの成長そのものでもあります。今この時のお子さんにとってのベストな働きかけは何かを常に考え、よりよい支援が行えるよう試行錯誤の日々です。なかなか一筋縄ではいかないことが多々ありますが、こちらが真剣に向き合った分だけお子さんもその思いに応えてくれると感じています。
- 職場やスタッフは実際どのような雰囲気ですか?
- 雰囲気はとても明るく、みんな和気あいあいとしつつも、それぞれが真摯にお子さんに向き合っている職場だと思います。療育現場ではたくさんの悩みや問題が発生しますが、お互いに相談やアドバイスをしあいながら悩みを共有し、熱意を持ってお子さんの前に立っているスタッフが多いですね。たまに、休憩時間などではプライベートな話をすることもあり、趣味などで意外な共通点があったりしてとても楽しいです。
- 今までで一番心に残っている出来事を教えて下さい
- 保護者さんから、「自力通学のために自転車に乗れるようになってほしい」といったご要望があり、夏休みを活用してお子さんと一緒に公園で自転車の練習を行ったことで、自力で自転車に乗れるようになったというのが印象深いです。保護者さんから感謝のお言葉もいただきましたが、何よりお子さん自身が「一人で自転車に乗れるようになったんだ」と嬉しそうに周りに話していたのがとても嬉しかったです。
- 休日の過ごし方
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自分はアウトドアが趣味なので、休日はよく友人たちとキャンプへ出かけたり、冬はスノーボードなどウィンタースポーツをすることもあります。キャンプへ出かけられないときはYoutubeでキャンプや焚火の動画などを観たりしてアウトドア気分に浸っていたりもします。今後は登山キャンプなどのアクティビティにも挑戦したいと計画しています。