未来の仲間へ
はじめまして。サシノベルテ代表の久保田です。
2015年に設立してからおかげさまで創業10年という大きな節目を迎えることができました。
3人で始めた児童のデイサービスは、20代から70代までのあらゆる世代が活躍できる、地域でも有数の法人になりました。現在では児童から成人まで、デイサービスからグループホームまで多岐にわたる福祉サービスを提供しています。
福祉の仕事は、人の人生に深く関わる責任ある仕事です。同時に、人の可能性を信じ、社会をより良く変えていくことができる、非常に価値のある仕事でもあります。私たちはこの10年間、目の前の一人を大切に、一人ひとりの「できたを増やす」という想いを何よりも大切にしながら歩んできました。
私たちのサービスはすべての人の目に触れるものではありません。しかし、地域で必要としている人、求めているご家庭にとっては電気やガス、水道と同じぐらい生活するうえで不可欠なものです。これからの10年も、この大切なサービスを柱として適正に、そして効率化を図りながら地域に広げていき、私たちはさらに大きく成長していきます。
福祉業界は今、大きな変化の時代に入っています。物価高騰、人材不足、制度の改正、ニーズの多様化など、我々業界を取り巻く課題は山積し、楽観はできません。当社にも毎月のように事業承継の話が持ち込まれ、事業所運営が想いだけでは叶わなくなってきていることを肌身で感じます。しかし、だからこそ私たちが挑戦する価値があると考えています。
今後、私たちは事業の拡大だけでなく、サービスの質、働く環境、そして職員の専門性の向上に本気で投資していきます。毎月の定例研修に加えて、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士向けの専門職研修を第一線で活躍する講師を招聘して実施するなど、年間を通して数多くの学びの機会を提供しています。また、関連団体との連携を通じてサービス管理責任者等の資格取得者を毎月のように輩出しており、確実に専門人材の育成を進めています。
人は、いくつになっても学び続ける存在だと思います。職員の「学びたい」という意思や意欲に寄り添い、学ぶ機会を継続的に創出し続けることも、会社が共に歩む職員にできる貢献の一つだと思っています。
もちろん、専門職として成長するだけでなく、人としても、社会にとって模範となるような人間性の育成に取り組んでいきます。福祉は人が人に届けるサービスです。支援者の倫理観がサービスの質を担保します。すべては良質な支援を求める方に届けるためです。
2023年には当社の職員への教育制度が評価されて、茨城県よりリスキリング賞を受賞しました。これに満足することなく、更に今後は、社員へのAI教育に積極的に投資していきます。少なくとも福祉にとってAIは仕事を奪うものではなく、むしろ現場の負担を軽減し、支援の質を高め、職員が「人にしかできない支援」に集中できる環境をつくる大きな可能性を持っています。私たちは福祉業界の中でも先進的にAIを活用できる組織を目指し、社員一人ひとりの成長を後押ししていきます。
もちろん身に着けたAIのスキルは職員個々の生活をも豊かにするでしょう。
会社の成長とは、社員の成長の結果だと私は考えています。そのためには働く人が誇りを持ち、安心して挑戦できる環境をつくること。それがご利用者様へのより良い支援につながると信じています。
地域に目を向けると、やりたいことができない、やれない人がいます。やりたくてもできずにいる、その理由は病気や障害、環境など人それぞれ違えど、一人ひとりの人生に連続的にまた連鎖的に影響し、前を向く夢や希望が失われていきます。
本当は学校に行きたいのに発達障害の理解が得られず不登校になってしまった児童。弟の世話に追われて、自分の進学や夢をあきらめざるを得ない兄弟。我が子の障害のためパートに行けなくなって家計が厳しい母親。行動障害のある子を抱え外出もできず社会から孤立している家族。親なき後を考えると不安で眠れない日々が続いている両親。医療的ケア児を育てながら24時間介護で疲弊しているご家族。
このように困っている人たちに手を差し伸べるために福祉があり、私たちがいます。次の10年も私たちの創業の想いは揺るぎません。今どんな境遇にいても、困難な状況にあっても、前を向いて歩き始める自由を選択できる社会でなくてはなりません。誰もが活躍できる社会をつくるために、私たちも一切の偏見を許さず、性別、年齢、障害、国籍によらず、誰もがあきらめずに活躍できる会社をつくらなくてはならないと思っています。
私たちはまだ発展途上の会社です。だからこそ、一緒に会社をそして地域福祉をつくっていく面白さがあります。サシノベルテは福祉の未来を本気で担っていきたい方、福祉事業で自分自身も成長したい方、積み重ねた福祉のキャリアを活かしたい方にとって、大きなチャンスがある環境です。
何らかの課題や困り感を感じている人たちが、私たちの存在を普段意識せずに、私たちの支援によって当たり前の日々を送れることこそが、サシノベルテのあるべき姿だと思っています。
私たちの存在が、地域になくてはならないものとなるように。あなたが胸を張って家族に説明できる職場であるように、私たちは次の10年も挑戦を続けます。
ぜひ、私たちと一緒に未来をつくっていきましょう。
2026年3月
未来の仲間へ
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