今から数年前、福祉とは無縁だった私が、ボランティアをきっかけに児童養護施設を知り、そこで出会った家庭環境や発達に課題のある児童が、環境に負けず将来に夢や希望を持ち人生を歩めるように関われないかと、始めたのがこどもサークルです。立ち上げた当時は、児童デイサービスについて今よりも認知されておらず、桜川市ではじめての事業所として産声をあげました。当然、情報もなく私自身あらゆるつてをたどって知識や経験を深めていきました。その後、成人向け福祉サービスにも事業を広げ、現在では多数の福祉サービスを提供できる法人になりました。会社の成長と共に提供する福祉サービスについても、良質であるよう常に心がけ、私たちを信じて事業所に通われる全ての方にとって、最善となるようお一人おひとりに日々向き合っています。
私たちの目的は、地域で課題を抱えながら生活する方が、置かれた環境に関わらず夢を持ち、夢に向かい挑戦できる社会をつくる一助になるということです。
福祉サービスはそれを提供する私たち事業者だけで完成できるものではありません。
ご家族、地域の方、相談支援事業所をはじめとする福祉関係者、行政すべての方のご理解とご協力の下に「その子らしい」「その人らしい暮らし」が可能になります。
今後とも利用者とそのご家族様と共に歩み続ける、私たちに一層のご支援・ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
はじめまして、サシノベルテのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
サシノベルテは、5年前に茨城県桜川市で設立された児童福祉事業を中心に行う会社です。
私自身、大学を卒業した頃、自分が将来福祉事業に携わっているとは想像もできませんでした。福祉に無縁だった私が、5年前に会社を興し、北関東では障害児通所支援事業会社として最大手の一つに数えられるようになりました。現在では、そのスケールを活かし取り組めることも増えており、近年では慶應義塾大学との共同研究や、筑波大学や日本体育大学から講師を招いての講演会、相談会の開催、関連する福祉事業の展開もスピード感を持って進めています。
実は私自身、福祉の仕事に対してなんとなく見劣りするような偏見がありました。
どちらかというと、何か物を作りだす仕事に憧れていて、世の中や生活を変えるような仕事についてみたいと漠然と考えていた時期もありました。
ところが、私の価値観を変える出来事が起こります。
療育により子供たちはそれぞれのスピードながらできることが増え、自信を身につけていきます。当然、行動に自信が持てるようになると他者との交流にも積極的になっていきます。あなたもきっと私たちの施設で過ごす中で、毎回、一般に課題を持つといわれる彼らの成長の速さに驚かされるでしょう。私自身、何度も子供たちの「できた!」を見せつけられ鳥肌が立つ経験をしました。また、障害者支援においても、毎日の通所すらままならなかった方が、生活において自己決定して人生を進んでいくことや、努力の結果、一般就労につなげ、巣立っていくことを当たり前のように目にします。
つまり、福祉というのは支援を通して、彼らの未来を変えてゆく。そして可能性を広げた彼らが、新たな社会を築いてゆく。これこそ世の中を地域から変えていく尊い仕事だと、自身の認識不足を反省せざるをえませんでした。
もしあなたが支援の仕事を、預かっているだけ、見守っているだけの仕事だと考えていたら、間違いです。これほど奥が深く、これほどやりがいのある仕事は他にないと、今の私は言い切れます。
私たちの事業所において、適切な支援により日常生活での自立が叶うということは、当たり前のように目にすると思います。言葉の遅れ、手先の不器用さ、コミュニケーションの不全、これらの課題や困難が減っていくと、児童や家族は笑顔が増えていきます。もちろん、この裏には、職員の支援技術の向上も不可欠です。この上で、私たちはエビデンス、つまり「根拠に基づく」ということを最重視しています。特に児童の分野では、慶應義塾大学発かつ文科省の予算を獲得するなどの根拠の認められた療育を導入し、ともすれば、属人的な対応になりがちな支援を防止しています。
福祉業界の中には、支援者それぞれの支援の経験や子育ての体験に依存し、支援スキルもバラバラの職員がその場しのぎの対応をしているという職場が少なくありません。でも、私たちの事業所はそんな職場にはしたくありませんでした。そのために必要なのは学ぶこと。思いつき、独りよがりの支援になりないように、徹底的に学習の機会を与えます。老人介護の仕事は加齢という軸を中心に考えられますが、障害というものは、その個性も程度も十人十色です。様々な方に支援を提供する私たちの事業所では、多くの方との触れ合いを通して、あなたの支援者としての成長は一段と早いものになるはずです。
医師が医療をもってその人の傷を治療し、人生に影響を与えるのなら、私たちの仕事は療育や支援という武器を持って、その人がその人らしい人生を送れるように関わるという面を持っています。つまり、あなたの存在や仕事が誰かの人生を変えることすらあるのです。
もちろん、不安もあると思います。そんな方のために事業所に見学の機会も設けました。
また、奨学金制度も用意し、在学中から安心して勉学できるようサポートしています。
私たちは、3年前より新卒者採用をはじめ、現在までに退職者がいないどころか、それぞれの地域において、事業所の中心となって活躍しています。また、定期的に新卒者の同期会を開き、同じ目標に向かう仲間たちと連帯感を持って業務に取り組めるようにしております。
また、各セラピストを目指す方についても、十分に成長するための機会が用意されています。社内には複数の言語聴覚士、作業療法士、理学療法士がおり、それぞれの専門性を発揮すべく、複数の店舗をまわって、児童それぞれの課題に向き合っています。また、希望により学会参加も会社が応援して行い、理論と実践が偏ることなく、いずれもが得られるようサポートしています。多くの児童が毎日通っているので、どこよりも多くのケースに触れることができ、あなたの専門性が大いに発揮され多くの方を救うことができるはずです。
私たちは、必ずあなたを一人前の社会人として、支援者として、責任もって育てます。私たちの事業所を信じて通われる方だけでなく、あなたたちの成長も社会に対する責任だと感じるからです。共に学び、支援し、お子様の「できた!」を、利用者様の「笑顔」を地域に増やしていきましょう。向上心あふれるあなたとお会いできる日を、楽しみにしています。
はじめまして。サシノベルテ代表の久保田です。福祉事業を行う私たちの職場には20代から70代まで様々な職員がいます。今は頑張って仕事を覚えたいという若者から、孫と遊ぶ時間も大切にしたいというシニアまで、仕事に対するスタンスは様々です。
多くの人の多様な働き方が認められるような会社でありたいと思い、職員の声を聞きながら取り組みを進めています。また、人生100年時代を迎え、望めばいつまでも若々しく働くことができるようにライフプランからキャリアを考え、適切な経験や教育、資格取得を推奨しております。
社内を見渡しても、保育士や教員、福祉経験者だけでなく、大手流通業や公務員など過去のバッグラウンドもさまざまです。このような職員が、地域福祉の向上のため日々奮闘しています。あなたのキャリアや経験を活かし輝ける場所がきっとあるはずです。
福祉という仕事は、国から報酬をいただいて行う仕事です。言い換えれば国の代わりに支援をして、代金をもらうということでもあります。国の仕事の一端を担っているという、誇りをもって仕事に臨んでほしいと思います。私たちの活動が、地域になくてはならないものになるように。あなたが胸を張って家族に説明できる仕事であるように。これからも私たちは歩んでゆきます。
私たちサシノベルテは障害福祉だけでなく、介護、医療、農業へも進出を始めています。
すべての人が夢を持てる会社に、そしてその夢に向かい挑戦できる社会を創るためにあなたの経験を新しいフィールドで生かしてみませんか。
あなたが輝ける場所は、通われる方たちにとっても輝ける場所です。
ようこそ、サシノベルテへ。
職員は家族です。縁あって私たちの事業に関わることになった職員が、幸福で実りある人生を送ることができるように、これから未来に向かってこの会社をどのように運営していくか目標を定め、以下の3つの事をこれから仲間になるみなさんと約束したいと思います。
1、一生安心して働ける会社
人生の大半を占める仕事において、安心して取り組めないことほど残念なことはありません。そこでまず、第一に掲げたのが、職員が一生安心して働ける会社を作るということです。職員が会社の存続や自身の所在に不安を持たず、安心して働ける環境を作れば永く勤めることができます。それは職員の支援技術の向上に繋がり、関わる方により高いレベルの支援を提供できます。
一生安心して働いてもらうためには、会社が安定して永続的に成長しなければなりませんし、不測の事態にも備えなければなりません。そのために以下の事を心がけて事業運営を行います。
借り入れを必要最低限に抑えて事実上の無借金経営にし、会社が倒産する可能性を極限まで下げます。
非常災害が起きて例え売上が0になっても、会社の資産を清算するなどして、最長1年間基本給を満額支払えるよう経営力を向上させます。そしてその間、全職員で力を合わせ復旧に努め、アルバイト・パートさん含め、誰一人解雇しない様に最大限努力します。
終身雇用制度を充実させ、本人の希望する限りいつまでも働き続けられる職場環境を整備します。
2、一人ひとりの成長のために
一生懸命働いてくれる職員のために、会社は何をするべきか
“幸せにする”
では、「職員の幸せ」とは何でしょうか
ここで私は「職員の幸せ」について、「豊かさの中で自己成長し健康的な毎日が送れること」と定めました。
自分自身が不安の中にいたら、良い支援は難しいでしょう。
「熱い志を持って、待遇については多くを求めない」こんな方が美徳とされがちな福祉の職場も少なくないでしょう。しかし、私は共感できません。
例えば給与について。そもそも正当な労働の対価が見合ったものでなければ、熱い志を持ち続けることは難しいでしょう。ですから、私たちは待遇面でも妥協はしません。職員の善意に甘えることなく更なる向上を目指しています。
一時的に、私たちの会社の給与より高い金額を提示する会社もあるでしょう。しかし、私たちは常に地域の同業種の上位2割には入る給与水準を用意し、長く安心して勤務できるような環境を整えます。
待遇面だけでなく、職員が健康で末永くこの勤務を続けられるように、会社全額負担で毎年健康診断を行い、病気の早期発見に努めています。
それ以外の職場環境においても段階的に整備し、過度な負荷なく働けるようにします。
また、職員の成長を促すために、会社は職員を良く見て適性を判断し、教育を施し、責任を与えます。そして、その期待に応えて成長した従業員には、更なるステージを用意します。これこそが会社の役目だと考えています。
そして、安定的な経営基盤のもとで計画的に事業拡大を行い、役職に就く職員を数多く輩出します。
私たちのサービスの運営根拠となる児童福祉法や障害者総合支援法は数年おきに改定され報酬が見直されます。ですから、これらの法令に準拠したサービスだけでは、安定的な成長を望む私たちには不安が残ります。そこで、現在の福祉サービスに頼らない商品、サービスを開発し活躍できる社員を育てます。
3、笑顔があふれる会社
毎日笑顔があふれる会社にしたい。
事業所で、何より嬉しいのは「通われている方の成長に触れることができたとき」です。今まで出来なかったことができるようになったこと、これを一緒に心から喜べる仲間がいるということは、この会社を創業した私の最高の喜びです。
ですから社長から新人、パートさんまで、何でも話せる風通しの良い社風を作り、ストレスを溜めずに働けるようにします。
この雰囲気の中でこそ、利用者様や職員が楽しめる事をどんどん発案し、積極的に実行することができます。このようにして共に笑顔になれる事業所を私たちは作ります。
以上を私たちの目標とし、上記約束を果たすことで、職員と共に未来に向かって力強く進んで行こうと思います。
私たちの会社は、児童養護施設でのボランティアに長く携わってきた代表が、「すべての人が夢を持ち、夢に向かい挑戦できる社会をつくる」を企業理念とし、平成27年に設立した会社です。茨城県、栃木県など北関東を中心に、児童発達支援や放課後等デイサービス、就労継続支援B型などの福祉事業を展開しております。将来的には、株式会社サシノベルテが行う障害福祉サービスが地域でかかすことの出来ない存在になるように目指しています。
〒300-4417
茨城県桜川市真壁町飯塚1006-2
〒315-0013
茨城県石岡市府中1-3-3